GWはいろいろと撮りたいものが西に集中していたので、連休をいいことにあちこち撮り歩いた。
[2007/04/29 晴 はまかぜ]
前日23時ころ東京を出たのでどこかで一休みしようかと思っている間に7時になっていたので、余裕をもって寺前で構え、キハ181系6連で組成されたはまかぜ2号をいただく。
1号は播但でも昼下がりなのでR312まで出て給油し、道の駅朝来(あさご)でトイレ休憩。ふたたび線路沿いに戻って長谷〜生野の定番鉄橋でいただく。
和田山で駅弁「但馬の里和牛弁当」を仕入れ、R312→R178→県道1号で竹野に移動。4号は定番の鉄橋にしようかと思ったけど今日の6連は全部が入らないのでかぶって頂く。
3号はそろそろ架け替え工事が始まる餘部で撮る事にして、そのまま県道11号→R178で移動。最近は観光バスが乗りつけるほど名所になってしまっているが、この日はマイカーまたは鉄道利用の人たちだけだったようで、鉄も因美線に流れていたのかかなりまばら。おりしも端午の節句間近で鯉幟がでていたのでこれをからめていただく。
6号はどこにしようか迷った挙句、浜坂での折り返し時間も短いことから久谷駅東端のトンネルに入っていくシーンにした。煉瓦で組まれたポータルとの組み合わせがなかなか良いと思った。ここでようやく本日初の食事。和田山で買った駅弁をいただく。食後に丁度よくやってきた179Dを頂いて久谷駅を後にした。前日23時から起きっぱなしだった疲れが出て、大岩駅の目の前、R9のパーキングにクルマを停めるやいなや、まだ少し明るいにもかかわらずすぐに寝てしまった。途中、一瞬だけ目がさめたときキハ181の6連が通過していったので、これが5号だったのだろう。
[2007/04/30 晴→曇 因美線 美作スローライフ号]
朝5時半、前日早々に寝てしまったせいで空が白み始めると同時くらいに目がさめた。そして前日のうちに目論んでいたはまかぜ1号をどこで撮影するか思案する。ふたたび餘部方面に赴いてもいいし、久谷の築堤でも良い。が、R178を東に走り始めてすぐ、東浜駅を軽く俯瞰し、バックに日本海を大きく入れられる場所にさしかかった。なんだ、ここでいいじゃん。とすかさずクルマを停めて、セッティング。ただ線形がほぼ東西のためこの時期北東から太陽が昇るとあって列車には面しか陽があたらず。まぁでも山陰らしい画にはなったはずだ。それにしてもキハ181の6連は速かった。1/500を切ったが撮れているんだかどうだか。
さてまだ6時半。因美線の美作スローライフ号は津山を12時過ぎに出るのでまだまだ余裕。とりあえずR9に出て、途中から滝山の方に曲がって線路沿いに鳥取駅に乗りつけて、駅弁を物色。十数種類ある駅弁からこれと決めるのはなかなか至難の業だけれど、今回はカニめしにしてみた。前も食べたことがあるかもしれないが、まぁよかろう。そしてお茶も大山みどりというペットのお茶を仕入れた。駅前からR53をひたすら千代川沿いに南下している途中では姫新線の三日月ででも撮ろうかと思っていたんだけど、因幡社の駅前を通過した時点でそうだこの辺に因美線の俯瞰ポイントがあるんだったと思い出し、場所が正確に思い出せなかったのでぴよさんに電話して教えてもらって到着。先客の関西人と名古屋人に混じってキハ47やHOTの鈍行を4本ほど撮影。
さてまだ朝9時。そういえば因幡社はこのGWの時期、駅に植わっている八重桜が満開になるんだったと思い出し、こちらも撮影。この合間に、朝鳥取で買っておいたカニめしをいただく。今日も快晴で午前中だというのにすでに汗ばんでいる。
そろそろ良い時間になってきたのでR53とは智頭でおさらばし、県道6号に入って物見峠を越えた。あいかわらずクネクネの細い道に辟易しつつもなんとか美作河井に到着。駅前の道は10年前はかなり細かったがいまは2車線に拡幅されてすっかりきれいになっていた。駅へあがる道は入り口で制限されていたのでそのままスルーしたが、道路からは川をはさんで見上げた位置にある駅にはテントが張られてなにやらイベント準備をしているようだった。
そのまま下って美作加茂へ。イベント列車が来るとあってこちらも駅前ではテントがいくつも張られていた。が、めぼしいものは特に無く、あまつさえあの趣のあった駅舎は建て替えられてすっかり別物に。腕木式信号機の転轍機があった場所とかはもうどこだかわからなかった。それでもまだ11時20分。もしかしたら津山駅に行って駅弁でも仕入れられるかなと津山駅まで行ってみた。途中、蓮華が田んぼ一面に広がっている個所があり、ここで撮ろうか三浦の駅撮りにしようかと悩みつつ駅に到着。するともう発車時間でまさにタイフォンが鳴り響いたところだった。肝心の駅弁屋は閉まっていて駅弁購入はならず。まぁしいたけ弁当はそれほど血道をあげるほどでもないか。
急いでR53を戻るが、いきなり東津山で件の列車は10分ほど停車しているので余裕の先行。先ほど蓮華がきれいだった美作滝尾のちょっと先のところに先回りして、バケペンに90mmをつけて構え、1発目をいただく。すかさずクルマに飛び乗ってT1グランプリ状態で三浦へ。ここはさすがにオラ一人かと思ったらやっぱり先客あり。しかもちょうどノッチが入った瞬間で、なんとかシャッターは押した感じ。つづいて40分の停車がある美作加茂に寄ってみた。列車はまさに到着した瞬間で、大勢の乗客が吐き出されてきたところだった。かつて10年前、駅西側の道路から狙ったアングルも今は腕木式信号機があるわけでもなく、特にぐっと来なかったので美作河井の鉄橋に移動。路肩には多くのクルマがすでに停まっていたけど、ここは足場のキャパがあるのでぜんぜん余裕。みんなそれぞれ思い思いの位置に陣取って構えていた。果たして列車がやってくると、乗客サービスのためかもう止まらんばかりの速度で件の列車は通過していった。これで3発。
そして追っかけていく人に混じって、さらにわらぶき屋根と列車をからめられる場所に移動。三重ナンバーのワンボックスが田んぼに耕作機を上げるための道に止まっていて地主の人に怒られている場面を見つつ田んぼにお邪魔し、4カット目を撮影。まだまだ追っかける人たちを尻目に、さすがにあの細い道ではもう無理だろうとオラは美作河井の駅に行ってみた。地元の特産物の販売や、使われなくなって久しい側線で軌道自転車の乗車などが行われていた。駅舎の中では絵葉書販売やら美作河井駅周辺で撮られた急行砂丘の写真展&販売が行われていたが、鉄たるもの、自分の撮った写真こそ下手であっても大切なのである。でも地元にお金を落としてあげないとということで「おからバターケーキ」(¥900)を買ってみた。そして売ってくれた人に付近の温泉があるかたずねると、阿波温泉「もえぎの里」というのが好都合にもあることを教えてくださった。流れで明日の予定は四国にわたることを話してみると、その人は高知大を出たとのことでかなり高知に詳しかった。いやぁ美作河井から至近(といってもクルマだとだけど)に温泉があるとは知らなんだ。
さて撮影ポイントもどうするかあれこれ考えたけど結局ふたたび美作河井の鉄橋にした。ただし、広角レンズでかなり仰角をつけたアングルで構えてみた。ここでも往路同様停まるかというような速度で通過していった。これで5発。
さらに美作加茂では1時間の停車時間があるのでこんどは同駅の南側の鯉幟が出ている場所に陣取った。が、結局は雲が出て翳ってしまい、さらに巻き上げを忘れるという失態をやらかして撮影できなかった。まぁ撮ったとしてもロクな写真じゃなかっただろうからどうということでもない。
美作河井から意気投合した福山ナンバーの同業者と分かれ、昼間に聞いておいた温泉へと向かう。なんたって前日から風呂に入っていないんだからもう一刻も早くさっぱりしたい。教えられたとおりに美作河井の先で左折して4キロほど走るとすぐにそれはみつかった。地元外なので500円を払ってすかさず入浴。あーよかった。この温泉はちゃんと肌がぬるぬるしてくるやつだ。山深い温泉はこうでなくちゃ。
さてときに時刻は18時。明日は崩れるという予報だから、四国へはちんたら行こうと一般道R53→R429で倉敷に出て、早島ICから瀬戸大橋に乗った。20時ころ与島SAに入り、ここで就寝。
[2007/05/01 豪雨→晴 予讃線]
この日も朝は6時前には目がさめたが予報どおりの雲天で、瀬戸大橋を渡ってから先の予定がまったくたちそうに無かったが、愛媛県西部の予報を確認すると午後から晴れと出ている。ということでとりあえず高松道を西に。豊浜SAで朝食にうどんを食す。海老天やらなんやらいろいろのっかっていて580円。そして100km未満半額の通勤割にかかるべく距離を計算すると伊予小松までがちょうど100kmに近い。が雨が降りしきるのでふたたび伊予小松SAに立ち寄って、お土産屋を冷やかしていると、なにやら「タルト人」なるグッツを発見。かなり気に入ってしまったのでステッカーとかハンカチとか飴とか買ってみた。
伊予小松からR11をさらに西下し、松山の街中を素通りしてR56に入り、さらにR378に入って双灘のSAで休憩。ときに10時過ぎ。時刻表をチェックするとつぎの列車までなんと2時間以上ある。ので松山に戻って駅弁購入タイム。夕食のことも考えて、醤油めしと特製幕の内の2個を仕入れる。
そして今回の目的のひとつである串駅の鉄橋の大俯瞰ポイントに行ってみることにした。と、その前に伊予上灘で729Dをいただく。こいつは2年前の前回もそうだったがキハ185の普通列車格下げの3000番台だった。国鉄分割民営化をてらって制作されたハコだから約20年前の車両ということになるが、こうしてローカル線で見るとやはりちょっと新しすぎて風景から浮いてしまった感じだ。
でいよいよ串へ。串本村バス停の手前から山の上の集落へと上がっていく狭隘な道路を上がっていくと、どこまでいってもそれらしい場所が無い。いったん麓まで降りて再度ガイド本を確認すると、どうやら途中まではクルマで行けるがそこからはみかん畑の中の農道を歩いていかなければならないらしい。画角からだいたい165mmか200mmで行けるだろうと踏んで、弁当を持って畑の中に続く農道に分け入った。すると程なく場所を発見。いやぁ結構ここはわかりづらい。が、たどり着いたポイントから見える風景は確かに絶景だ。瀬戸内海にうかぶ小島の群はかすんでいて少ししか見えなかったけど、ぜひ澄んだ空気の日に再訪したい気持ちになった。ここでは上りは4732Dと4734D、下りは4731Dと4733Dの計4列車を撮影したので炎天下に都合2時間半くらいの滞在であった。
夕暮れが迫る時間帯は法華津にしようと思ったので、R378→県道24号と線路伝いに移動して宇和島方面に向かった。もしかしたら内子線の普通列車は2連かもと思い、伊予大洲からちょっとR56を戻って喜多山付近で4653Dを待ってみたが来たのは結局キハ32の単行であった。つまり、列番4000番台のはワンマンということらしい。
でいよいよ法華津に移動。ただタイミングが悪く丁度1070Dの宇和海20号が行ってしまったばかり。740Dはまだなんとか陽が持ってくれたけれど、1072D宇和海22号はもう露出がほとんど無く、1/180を切ったと思う。これから6月下旬の夏至にかけてはベストになるんだろうか。
さて翌日は高知に行かなければならない。ので、宇和島の駅前をスルーしてR320に入る。地図を確認すると、松丸駅付近に温泉マークがある。時間的にはもう19時近いし、今日の昼間の汗をながすには丁度いいので
そこに立ち寄った。入浴料は400円だったと思う。 20時に風呂を上がってふたたびR320を南下。このまま行けば窪川に出られる。果たして21時ころ窪川に到着。ここでようやく遅い夕食にと昼に松山で買っておいた弁当を広げていただいた。そしてR56を東上して高知市内を素通りし、翌朝の撮影ポイントに目論んでいた土佐山田付近の道の駅「美良布」に到着したのは23時ころだった。